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Japan Association for Educational Innovation
夢を実現するために、何をすべきかが見えた。

〜Profile〜
受験勉強のときに出会った予備校の先生との出会いから、「教えること」に関心を持つ。また、2年4ヶ月続けたアルバイトでは面白い社員や上司に恵まれ、商売への関心を覚えるようになった。人が好き、経営学が好き。将来は起業したい。そんな貴志さんのアントレターン先は「右腕プロジェクト」だ。現在アントレターン2ヶ月目。
学1回生から2年4ヶ月の間アルバイトを続けていた貴志さん。現在はアルバイトをやめてアントレターン2ヶ月目だ。ただ、アルバイトなら自給がもらえるが、インターンは基本的には無給となる。貴志さんがアルバイトを続けるという選択肢を選ばず、アントレターンに参加することを選択したのは、どのような点に魅力を感じたからなのだろうか。「バイトとインターンでは身につく能力に差があると感じていました。アントレターンでは会社の運営の仕方を知ることができる。社員と同じ舞台で仕事をすることで得られるものがあると感じました」。貴志さんは将来の自分への投資が出来ると考え、アントレターンに参加した。
貴志さんは、「人が好きで、経営学が好き。将来は起業したい。でも今はスキルがない」。まずはノウハウをつけようとアントレターン先に右腕プロジェクトを選んだ。
腕プロジェクトでのアントレターン2ヶ月目の貴志さん。インターンを始めてから、どんなことを経験しているのだろう。右腕プロジェクトでは12月からビジネススクール「右腕マネジメントスクール(MMS)」を開催する。そのスクールの営業全般を担い、大学や学生へのアプローチを行っているのだそうだ。また、それと平行してビジネスプランを作ることにも挑戦しているという。「右腕マネジメントスクールの授業内容の一つがビジネスプランを作るというプログラムなんです。そのプログラム作りに取り組んでいます。学生にウケる内容で、さらにビジネスとしても通用するようなビジネスプラン…アイデアお金を両立させることが大変です」。すごく難易度の高い仕事に挑戦している印象だが、とても前向きに取り組んでいる。
た、アントレターンに参加してから理想の人物像とも出会ったという。「社長の田邊(たなべ)さんなのですが。人を伸ばすということに本当に力を注いでいる方で、自分の目指す人物像です」。田邉さんってどんな方ですかとさらに聞いてみた。「僕が成長できるように、挑戦のためのハードルを作ってくれるんです。たとえ完璧には出来ないのが分かっていても、見守ってくれる。きちんと考えさせてくれるんです」。事業が大事な時に、ここまで成長のため にしてくれるのかと、会社に貢献したいという気持ちが強く生まれたという。
アントレターンに参加するということは、社会人と同じ経験をするということである。そこには大学の中だけでは経験できない出来事が待っている。では、大学との違いを具体的にどのように経験しているのだろう。貴志さんは、社会とは「知識が能力へと変わる場」だと教えてくれた。「大学で学ぶよりも、量が多いような気がします。インターネットの知識や経営の知識、ロジカルシンキングなどが実際に使えるという点が大きく違いますね」。
少しずつ、しかし常に歩み続ける貴志さんに、仕事の醍醐味を聞いてみた。「無茶だとか、こんなの出来ないという仕事を任せられた時ですね。そんな時は、正直追い込まれて苦痛だけど、でも頭の中は楽しくてしょうがないです」。そんな挑戦の瞬間を味わえることが醍醐味だそうだ。
ントレターン生として働き始めてから、周囲の人への想いも変化してきたという。「今までは、自分が出した成果は自分の努力のおかげだけだと感じていました。でも今は、自分が主体的に動く事ができるのは、社長の田邉さんや友人が支えてくれているおかげが大きいんだと感じるようになりました」。貴志さんは仕事そのものだけではなく、「周りに気配りすること」が出来るようになってきたと話してくれた。
「大学に入った頃は、とりあえず会社を作りたい、という漠然とした夢を持っていました。今はもっと明確になって将来はビジネススクールを作ります。30歳までに。でもこれって、ここ最近で固まってきたんですね。アントレターンの経験がなかったらこんなに明確には描けなかったと思います」。実際に関心のある分野で仕事を行い、ロールモデルに出会うことで、具体的な夢へのステップが描けるようになったと教えてくれた。
「ほんまに(アントレターンを)やったほうがいい」。アントレターンに関心のある学生へメッセージをください、と頼むと、そんな風に答えてくれた。「漠然とした夢が明確になる。明確になったらそのために何をすべきか、どんなノウハウがいるのかが分かる。それが長期のインターンシップの大きなメリットだと思う。もっとたくさんの人に経験してほしい」。
夢に向かって着実に行動している貴志さん。半年後、1年後、そして貴志さんが自身で設定した30歳という地点が待ち遠しい。
(インタビュー日 2004年11月12日)
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